平成21年8月12日
地震による被災箇所では、今後の余震や台風期の降雨等により新たにがけ崩れ等の土砂災害が発生する危険性が高まっています。
国土交通省では緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)の一環として、「土砂災害危険箇所点検緊急支援チーム」を派遣するとともに静岡県と共同で、早急に人命等に影響を及ぼすおそれのある土砂災害危険箇所等を点検し、二次災害防止に役立てることを目的として、土砂災害危険箇所等の緊急点検を実施します。
(1)土砂災害危険箇所点検緊急支援チームによる点検期間
平成21年8月12日から5日以内
(2)土砂災害危険箇所点検緊急支援チームの点検範囲
平成21年(2009年)8月11日に発生した駿河湾を震源とする地震により、特に揺れの大きかった地域(震度6弱)の土砂災害危険箇所約800箇
所の点検を実施予定。
<調査予定市町村>
静岡県伊豆市
(震度6弱を観測したその他の地域(焼津市、牧之原市、御前崎市)における土砂災害危険箇所約650箇所については静岡県が点検を実施予定。)
(3)土砂災害危険箇所点検緊急支援チームの構成
今回の土砂災害危険箇所点検緊急支援チームは、国土交通省東北・関東・北陸・中部地方整備局省職員等約80人で編成されます。なお、現地点検本部は静岡県東部総合庁舎に設置します。
(4)点検結果
点検結果は静岡県等に報告され、その点検結果に基づき必要な対策が実施される予定です。