平成21年5月29日
国土交通省では、昨年5月に緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)を発足させ、岩手・宮城内陸地震などにおける活動に、多方面から高い評価を頂きました。しかしながら、夜間及び悪天候時における被災状況把握の困難性や、山間部におけるTEC-FORCE隊員からの情報伝達の遅れなど様々な課題が明らかとなりました。そこで、専門家で構成する委員会を昨年11月に設置し、様々な情報伝達機器や、新たなる観測技術を活用した迅速かつ適切な初動体制のあり方について、2回の委員会及び2回のワーキンググループでの審議を経て、5月21日(木)に開催しました第3回の委員会において、「大規模自然災害時の初動対応における装備・システムのあり方」についての提言がとりまとめられましたので、ご報告いたします。
いただいた提言を踏まえ、大規模自然災害時の初動対応における装備・システムの充実・強化を推進していきます。
なお、提言に関連しました資料につきましては、河川局及び総合政策局のホームページに掲載いたします。