令和4年12月14日

国土交通省港湾局が運営し、民間事業者間の物流手続を電子化する「サイバーポート（港湾物流）」（Cyber Port）と、行政手続等をオンラインで処理する「輸出入・港湾関連情報処理システム」（NACCS）とのシステム間直接連携機能を、令和５年３月１３日に運用開始します。 　また、本連携に伴う仕様変更について併せて案内します。

 
１．「Cyber Port」と「NACCS」との連携機能の概要
　　Cyber PortとNACCS間で直接データ連携ができる機能を実装することで、例えば物流手続と通関手続のワンストップ化が可能となり、通関手続における入力項目が最大８割削減できるなど、双方のシステムの利用者の利便性向上が図られます。
連携機能の具体的な内容については別添及びポータルサイト（https://www.cyber-port.net/）をご確認ください。
（注）NACCSへの手続・照会は、NACCS利用規程に従い、輸出入・港湾関連情報処理センター（株）より課金されます。
 
 
２．「Cyber Port」と「NACCS」との連携に伴う仕様変更について
　  帳票項目を標準化することで民間事業者間の物流手続とNACCSへの通関手続に係るデータの相互運用性を高める観点から、Cyber Portにおける一部帳票項目について、NACCSの仕様に準拠した入力規則の追加を行います。
　　本仕様変更の具体的な内容については別添及びポータルサイト（https://www.cyber-port.net/）をご確認ください。
 
 
３．その他
・令和５年２月頃に、実際のCyber Portを利用した本機能による通関手続等の業務フローを紹介するセミナーの開催を予定しています。
・本機能について、ご関心、ご質問等ございましたら以下問い合わせ先までご連絡ください。