報道・広報

カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けた施策の方向性とCNP 形成計画策定マニュアルをまとめました
~CNP 形成に向けた取組が本格的にスタート!~

令和3年12月24日

 

国土交通省では、国際サプライチェーンの拠点かつ産業拠点である港湾において、水素・燃料アンモニア等の輸入等を可能とする受入環境の整備や、事業者間連携による水素需要創出・供給拡大等によりカーボンニュートラルポート(CNP)を形成し、
我が国の脱炭素社会の実現に貢献することとしています。
 今般、本年6 月より開催している検討会の結果を踏まえ「CNP の形成に向けた施策の方向性」と「CNP 形成計画策定マニュアル(初版)」を公表します。


 1. 概要
○国土交通省では、本年6 月より、「カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けた検討会」を開催し、CNP の形成に向けた取組の加速化を図る各種方策について、検討を行ってきました。
○この度、本検討会において、「CNP の形成に向けた施策の方向性」をとりまとめるとともに、国土交通省において、港湾管理者によるCNP の形成に向けた計画の策定を支援する「CNP 形成計画策定マニュアル(初版)」を作成しました。
○今後、関係省庁や港湾管理者等と連携して、本検討会でとりまとめた施策の方向性に沿った取組を進めるとともに、港湾管理者によるCNP 形成計画の策定を促進してまいります。

2. 「施策の方向性」及び「マニュアル」のポイント
【施策の方向性】
○CNP の目指す姿は「水素等サプライチェーンの拠点としての受入環境整備」と「港湾地域の面的・効率的な脱炭素化」であり、取組の方向性を「CNP 形成の対象範囲」「港湾地域における官民一体となった取組」「水素等の大量・安定・安価な輸入・貯蔵等」等の視点で整理。
【マニュアル】
○CNP 形成計画は、各港湾において発生している温室効果ガスの現状及び削減目標、その実現のために講じる取組、水素・燃料アンモニア等の供給目標及び供給計画等をとりまとめたもの。策定主体は、港湾管理者。策定に当たり、関係事業者等が参画する協議会の設置が望ましい。
○本マニュアルは、CNP 形成計画の記載項目(CNP 形成計画における基本的な事項、温室効果ガス排出量の推計・削減目標・計画、水素・燃料アンモニア等供給目標・計画、対策の実施・進捗管理・公表等)を示すとともに、
 港湾管理者がCNP 形成計画を作成・進捗管理していくプロセス等をまとめたもの。

添付資料
・資料1 「施策の方向性」及び「マニュアル」の概要
・資料2 CNP の形成に向けた取組(参考資料)
※施策の方向性とマニュアル初版については、以下のURL に掲載します。
URL:https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_fr4_000050.html

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

資料1(PDF形式)PDF形式

資料2(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省港湾局産業港湾課 伊藤、的野、橋本、一瀬
TEL:03-5253-8111 (内線46-467、46-468、46-451) 直通 03-5253-8679 FAX:03-5253-1651

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