平成28年6月7日
国土交通省港湾局では、シンガポール港などと連携しつつ、アジアにおけるLNGバンカリング拠点※の形成を目指すため、国際コンテナ戦略港湾である横浜港において、我が国初となるLNGバンカリング拠点の整備に向けた具体的な検討に着手します。第1回の検討会を6月9日に開催し、概ね年内を目途にとりまとめを行う予定です。
※LNGバンカリング拠点:港湾において船舶の燃料としてLNG(液化天然ガス)を供給する拠点
船舶の排出ガス規制で先行する北米・北欧では、クリーンなLNG燃料に対応したコンテナ船、クルーズ船などが出現しており、将来的にはアジア地域でも規制の強化に伴うLNG燃料船の普及が見込まれています。
我が国では、昨年、横浜港において我が国初となるLNG燃料船が導入されたところですが、LNG燃料船の更なる普及を見据え、我が国港湾においてLNGバンカリング拠点を形成し、その機能を高めていくことが重要です。
そこで、国土交通省港湾局が事務局となり、関係行政機関及び関係民間事業者の参画を得て、横浜港をモデルケースとし、LNGバンカリング拠点の整備に関する検討会を設置し、下記のとおり6月9日に第1回の検討会を開催します。検討会では、概ね年内を目途として、具体的なLNGバンカリング拠点の整備方策について検討します。
なお、LNGバンカリングの促進については、先月のG7エネルギー大臣会合で経済産業省から発表された「LNG市場戦略」にも位置づけられています。
記
日 時:平成28年6月9日(木)15:30~(1時間30分程度)
場 所:中央合同庁舎第3号館 7階 C会議室
議 事:○検討会の設置について
○これまでの取り組み状況等について
○今後の検討の進め方について
事務局:国土交通省港湾局
構成員:別紙名簿参照
なお、取材につきましては、冒頭の頭撮りは可能、それ以降の傍聴は不可とさせていただきます。冒頭の頭撮りを希望される方は、15時20分までに会議室前にお集まり下さい。
また、開催結果につきましては、後日、国土交通省ホームページに掲載いたします。
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