報道・広報

頻発・激甚化する大規模災害に対応する新技術などの開発を進めます!
~令和2年度 下水道革新的技術実証事業 等として10技術を採択~

令和2年6月12日

 

 国土交通省は、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト※1)として、令和2年度、過疎地域の人口減少時や災害時に移設可能な水処理技術などの3技術について、実規模レベルの施設を用いた技術実証を行います。このほか、5技術について、導入効果などを含めた普及可能性の検討や技術性能の確認(FS※2調査)を行います。
 併せて、下水道応用研究として2技術について応用化に向けた開発支援を行います。
 
   ※1 B(ビー)-DASH(ダッシュ)プロジェクト:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project
 ※2 FS:Feasibility Study(導入可能性調査)

 令和2年1月に公募を開始した令和2年度B-DASHプロジェクト及び下水道応用研究に応募のあった技術について、
学識経験者からなる第三者委員会を開催し、審査の結果、令和2年度の採択技術として、以下の10技術を決定いたしました(採択技術の概要は別紙参照)。
 
<B-DASH 実規模実証>
[1] 災害時に応急復旧対応可能な汚水処理技術の実用化に関する実証事業
[2] 中小規模処理場同士の広域化に資する低コスト汚泥減量化技術の実証事業
[3] IoTとAIを活用した効率的予防保全型マンホールポンプ維持管理技術の実証事業
 
<B-DASH FS 調査>
[4] AIを用いた下水道管渠損傷度判定システムの実用化に関する調査事業
[5] AIおよび展開図化システムを活用した管渠劣化状況の自動判定システムに関する調査事業
[6] 車両型地中レーダ探査装置と空洞判定AIを用いたスクリーニング技術の実用化に向けた調査事業
[7] 省コスト・省エネ型雨天時対応ハイブリッドMBRに関する調査事業
[8] 大孔径膜ろ過と生物処理を併用した雨天時処理システムの開発に関する調査事業
 
<下水道応用研究>
[1] 導電性コンクリートを用いた下水道管路材による硫化水素の抑制と実下水を用いた長期間の効果実証
[2] 悪条件下における下水道圧送管路内の保守点検ロボットの実装化に向けた技術開発
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式:171KB)PDF形式

令和2年度 採択技術の概要(PDF形式:485KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課課長補佐 村岡 正季、環境技術係長 溝上 洋介 
TEL:03-5253-8111 (内線34172、34134) 直通 03-5253-8427 FAX:03-5253-1596

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