報道・広報

日印水環境ワークショップの開催結果について

平成24年10月11日

○国土交通省ならびにインド国都市開発省は、10月3日(水)にインド国ニューデリーにおいて「日印水環境ワークショップ」を開催しました。
○今回のワークショップでは、下水再生水の利用について意見交換を行いました。(プログラム別添)
○今回のワークショップでは、以下の7点を確認できました。
 ・バンガロールでは下水再生水の利用を進めており、住民の理解が必要であると認識している。また、下水再生水の飲料用水原水としての利用に関心を示した。
 ・デリーでは大規模建築物に、雨水の利用もしくは地下浸透を義務付けている。
 ・インドで下水処理水を河川へ放流する場合は、BOD20mg/L 程度で十分である。
 ・今後下水再生水の利用を促進するためには、再生水の用途の拡大(現在は、主に芝生への散水用水として利用)や再生水のガイドラインの作成等が課題である。
 ・インドにおいても財政難から外部資金への期待が大きい。
 ・今後、多くの日本企業とインド企業のコラボレーションが進むことが期待されている。
 ・日本企業がインドで活躍するには、インドの状況への適応、コスト効率の高い技術が重要である。
○国土交通省では、今後、インド国において下水再生水の利用が促進されるよう協力を進めて参ります。また、次回ワークショップの開催に向けて、インド側と調整して参ります。

                                                                          記
1.日程:2012年10月3日(水)
2.場所:インド国ニューデリー「インディア・ハビタット・センター」
3.主催:国土交通省、インド国都市開発省(共催)
4.出席者:
[日本側] 水管理・国土保全局 下水道部長 岡久 宏史
      国土技術政策総合研究所 下水道研究部長 堀江 信之
      JICA インド事務所、横浜市、水のいのちとものづくり中部フォーラム※、(株)クボタ、メタウォーター(株)、(株)日立プラントテクノロジー、(株)東芝 ほか
       ※水のいのちとものづくり中部フォーラム: http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/mizumono_forum/index.html

[インド側] インド国都市開発省局長 ニシャ・シン氏
              インド国都市開発省公衆衛生環境技術中央機構アドバイザー V.K.チョーラシア氏
              バンガロール市上下水道局理事長 ゴーラヴ グプタ氏
              ムンバイ市市政公社副理事長(特命事項担当) R.P.バンブル氏
              デリー市上下水道局技監 R.S.ネギ氏 ほか

添付資料

報道発表資料(PDF形式:191KB)PDF形式

議事次第(PDF形式:76KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課 
TEL:(03)5253-8111 (内線34142(斎野)、34135(赤間)) 直通 (03)5253-8427 FAX:(03)5253-1596

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る