令和元年7月30日
国土交通省では、昭和36年より、水害(洪水、内水、高潮、津波、土石流、地すべり等)による被害額等(建物被害額等の 直接的な物的被害額等)を暦年単位でとりまとめています。※1 平成30年の水害被害額(暫定値)は、全国で約1兆3,500億円となりました。 特に平成30年7月豪雨による被害額は約1兆1,580億円となり、単一の豪雨による被害としては、昭和51年台風第17号等による被害額(8,844億円※)を上回り、統計開始以来最大の被害額となりました。 ※平成23年基準価格
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◆水害被害額は、全国で約1兆3,500億円
◆都道府県別の水害被害額上位3県は、以下のとおり。
[1] 岡山県 (水害被害額:約 4,028億円)
[2] 広島県 (水害被害額:約 3,447億円)
[3] 愛媛県 (水害被害額:約 1,257億円)
※3県はそれぞれ昭和36年の統計開始以来最大の被害額
◆主要な水害による水害被害額及び概要
○平成30年7月豪雨(水害被害額:約1兆1,580億円)
(平成30年6月26日~7月9日に生じた梅雨前線豪雨及び台風第7号等による被害額)
・全国の多くの観測地点で降水量の値が観測史上第1位となるなど、 広い範囲における長時間の記録的な大雨となり、
西日本を中心に、広域的かつ同時多発的に河川の氾濫、内水氾濫、土石流等が発生。
・これらにより、家屋の全半壊約1万7千棟、浸水被害が約3万8千棟という、極めて甚大な被害が発生した
報道発表資料(PDF形式)
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