報道・広報

災害時における衛星画像等の活用を促進
~災害時の衛星画像活用のためのガイドブックを作成~

平成30年3月27日

 国土交通省は今般、災害時の人工衛星画像の活用を促進するため、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)と共同で「災害時の人工衛星活用ガイドブック」を作成しました。
 人工衛星は昼夜・天候に関わらず観測が可能であることから、この衛星画像の活用促進により、災害時の被害の迅速な概略把握や初動対応の迅速化を図ってまいります。

 国土交通省とJAXAは、平成29年5月に「人工衛星等を用いた災害に関する情報提供協力に係る協定」を締結しました。この協定に基づき、水害及び土砂災害を対象としたワーキンググループを設置し、衛星画像の活用促進のための検討を行っております。
 このたび、国土交通省とJAXAは、このワーキンググループでの検討も踏まえ、水害と土砂災害対応のための「災害時の人工衛星活用ガイドブック」を作成しました。このガイドブックにより、防災担当職員の人工衛星や衛星画像の基礎的な情報等の把握及び災害時の衛星活用を促進し、災害時の被害の迅速な概略把握や初動対応の迅速化を図ってまいります。

ガイドブックは以下の内容で構成されています(別添参照)。
水害版 「衛星基礎編」:人工衛星、センサ、ALOS-2(陸域観測技術衛星2号)、SAR(合成開口レーダ)画像解析の概要 等 
      「浸水編」:SAR画像の活用、浸水解析・判読、判読精度の違い、判読事例 

土砂災害版 衛星の特徴と仕組み、衛星画像の主な解析手法、土砂災害対応初動期における活用、活用時の留意事項、過去の活用事例

お問い合わせ先

〇水害版について 国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川情報企画室企画専門官 佐渡
TEL:03-5253-8111 (内線35-381) 直通 03-5253-8446
             国土交通省水管理・国土保全局 河川計画課 河川情報企画室流域情報分析企画係長 村上
TEL:03-5253-8111 (内線35-394) 直通 03-5253-8446
〇土砂災害版について 国土交通省水管理・国土保全局 砂防部 砂防計画課地震・火山砂防室企画専門官 山本
TEL:03-5253-8111 (内線36-152) 直通 03-5253-8468
                国土交通省水管理・国土保全局 砂防部 砂防計画課地震・火山砂防室係長 沼尾
TEL:03-5253-8111 (内線36-155) 直通 03-5253-8468

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