平成25年12月5日
国土交通省では河川における外来種問題に対応するため、平成10年に「外来種影響・対策検討会」を立ち上げ、外来種の現状・影響・対策に関する検討を重ねるとともに、その成果を指針や事例集としてとりまとめ、各地域における外来種対策の推進を図ってきたところです。
その後、平成17年(2005年)6月「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」が施行される等、外来種問題の重要性はさまざまな場面で指摘され、人々の関心は一層高まっています。
多くの関係者の連携の下、これまでも外来種対策が実施されてきた一方で、その手法や結果に関する情報については、統一して紹介されている例や、実践的な対策手法を解説した資料等は必ずしも十分ではなく、さらなる充実が求められています。
このため、これまで収集・整理された外来植物対策の実例をもとに、順応的管理や多様な主体の連携による取り組みの考え方について、全国の河川において特に問題の大きな外来植物10種を取り上げ、各河川の現場で対策を行うための実践的な手引きとして「河川における外来植物対策の手引き」をとりまとめました。
また、河川において外来魚対策を実施しようとする多様な主体が利活用可能な事例集として、コクチバス、オオクチバス、ブルーギルのサンフィッシュ科3種を対象に、駆除対策の考え方や事例を「河川における外来魚対策の事例集」としてとりまとめました。
これらの手引き等が、河川の現場において効果的な対策を実践しようとする人々の一助となることを期待するものです。
※上記の詳細については、下記リンク先よりご参考下さい。
【報道発表】(PDF形式:102KB)
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。