平成24年12月12日

　平成24年12月12日、官邸対策室より、北朝鮮より「人工衛星」と称するミサイルが発射されたとの連絡がありました。これを受けて、国土交通省においては、航空局、海事局、海上保安庁等の関係部局等が、落下物の有無等に関する情報収集等を行っているところですが、この他、国土交通省においては船舶・航空機の安全確保のため以下の措置を行っています。

１．航空機の安全確保のための措置（10時45分現在）
○　官邸からの「人工衛星」と称するミサイルの発射情報を踏まえ、航空機の安全確保のため、以下の措置をとるとともに、飛行中の航空機に対して、同様の情報を航空無線により提供。
（１）航空機への情報提供
　　　[1]10時5分：北朝鮮からロケットが発射された旨の通報
　　　[2]10時10分：北朝鮮から南の方角にロケットが発射された旨の通報
（２）ノータムの発出（別添１参照）
　　　[1]9時57分：北朝鮮から南の方角にロケットが発射された旨の通報
（３）空港等の被害状況
　　　空港、航空保安施設、航空機、公共土木施設等について、被害の報告は入っていない。

２．船舶の安全確保のための措置（10時45分現在）
○　官邸からの「人工衛星」と称するミサイル発射情報を踏まえ、船舶の安全確保のため、以下の措置をとっている。
（１）航行警報の発出
10時01分（ミサイル発射について）（別添２参照）
（２）船舶の被害状況
　　　　外航旅客船については全船の安全を確認済み。その他の船舶について、被害の報告は入っていない。