平成24年2月27日

　平成２４年２月２９日（水）にインドネシア・ジャカルタにおいて、「日インドネシア海事・海保・港湾合同セミナー」を海事・航行安全・港湾の３分野が合同で開催します。
　本セミナーは、制度・基準等の「ソフトインフラ」に係る個別技術をパッケージ化し、総合力を活かして我が国の優れた技術体系を海外展開するため、連携した取り組みが効果的と考えられる海事・航行安全・港湾分野の技術を紹介するものであり、インドネシアとの海運分野での協力関係の強化に寄与するとともに日本企業の海外受注機会の増大につながることを期待しています。
　日本からは北村国土交通審議官を始め、国土交通省、日本大使館、JICA関係者、民間企業・団体が出席し、インドネシアからはバンバン運輸省副大臣を始め、運輸省海運総局、港湾公社、民間企業・団体が参加し、合計120名程度の規模となる予定です。
　また、セミナーでは日本側から日本の船舶関連技術、船舶航行安全管理技術及び港湾技術について紹介するとともに、インドネシア側からは新港開発プロジェクト及びINAPORＴ（港湾ＥＤＩシステム）についてプレゼンテーションを行うとともに、今後の技術協力について意見交換する予定です。
　今回のセミナーをきっかけとして、今後は海事・航行安全・港湾分野の相互技術の連携により、「ソフトインフラ」の展開を進めるとともに、インドネシアを始めとするアジア諸国に係る技術連携プログラムを作成し、効果的にプロジェクトを推進していく予定です。