平成21年11月30日
このたび、「四国地方整備局海洋環境整備事業実施グループ」が瀬戸内海を航行する船舶の安全性の確保や海洋環境の保護に長年にわたり貢献しているとして、第22回「人事院総裁賞」を受賞することが決定しました。
瀬戸内海は、周囲を陸で囲まれており閉鎖性が高く、外海の海水と交換されにくいため、河川や海域沿岸部からの浮遊ゴミ、船舶からの流出油は、船舶の航行や漁業活動、周辺海域の環境等に重大な被害を与えています。また、大小の島々が点在している上に、備讃瀬戸航路などを有し、複雑な地形からなる海域であり、潮流も早く、更には海上交通の要衝として船舶航行が輻輳する海域です。
四国地方整備局海洋環境整備事業実施グループでは、3隻の海洋環境整備船を配備し、このような浮遊ゴミや流出油の回収作業を行うとともに、操船には細心の注意をはらったうえで回収作業を行っています。
授与式は人事院主催により、下記の通り行い、式後受賞者は天皇皇后両陛下の御接見を賜る予定です。
記
第22回「人事院総裁賞」授与式
1.日 時 平成21年12月9日(水) 11:30~
2.式 場 明治記念館(東京都港区元赤坂)
3.受 賞 者 四国地方整備局海洋環境整備事業実施グループ