国土交通省では、外航日本船舶の船舶職員として乗り組むことができる外国人船員の確保を図るため、従来、フィリピン１か国で年に３回実施するにとどまっていた外国人船員承認試験について、平成２１年度は、下記のとおり、フィリピン、インド及びブルガリアの３か国で延べ１１回実施することを決定しました。

 

（外国人船員承認試験の概要）

　 外国人船員承認試験は、「船員の訓練及び資格証明等並びに当直の基準に関する国際条約」（ＳＴＣＷ条約）締約国が発給した資格証明書を受有する者（外国人船員）が、外航日本船舶の船舶職員として乗り組むことを承認するに当たり、就業する職務に応じた知識、能力を確認するための試験であり、平成１１年度以降、毎年おおむね３回、フィリピン（マニラ市）で実施しています。

　 平成２１年度は、昨年開催した「承認船員制度等の在り方に関する検討会」（座長：加藤　俊平　東京理科大学名誉教授）における検討結果を踏まえ、外航日本船舶の船舶職員として乗り組むことができる外国人船員の確保を図るため、試験回数の大幅な増加及び試験実施国の拡大を図ることにしたものです。

 

 

記

 

 

１．フィリピン（マニラ市）において、計７回、以下の日程で実施します。

　　　　第１回　　平成２１年　５月１８日（月）～５月２３日（土）

　　　　第２回　　　　〃　　　　６月２３日（火）～７月　１日（水）

　　　　第３回　　　　〃　　　　８月２５日（火）～９月　２日（水）

　　　　第４回　　　　〃　　　　９月２８日（月）～１０月３日（土）

　　　　第５回　　　　〃　　　１１月２４日（火）～１２月２日（水）

　　　　第６回　　平成２２年　１月２５日（月）～１月３０日（土）

　　　　第７回　　　　〃　　　　３月１６日（火）～３月２４日（水）

 

２．インド及びブルガリアにおいて、各２回、以下のとおり実施します。

　　（具体的日程は、現地における実施体制が整った後に確定します。）

　(1) インド

　　　　第１回　　平成２１年　８月下旬頃予定

　　　　第２回　　　　〃　　　１２月中旬頃予定

　(2) ブルガリア

　　　　第１回　　平成２１年　９月下旬頃予定

　　　　第２回　　平成２２年　１月下旬頃予定

 

（注）受験申請等に関する詳細については、後日、国土交通省関東運輸局において公示されます。