令和6年1月25日

国土交通省は、1月29日（月）に、アンモニア燃料船への安全かつ円滑なバンカリング（燃料補給）の実施に向け、必要な設備や条件の検討を行うため、「アンモニア燃料船への安全かつ円滑なバンカリングの実施に向けた検討委員会」の第1回会合を開催します。

 
　アンモニアは、燃焼時にCO2を排出しないため、海運のカーボンニュートラル実現に向けた代替燃料の一つとして期待されており、グリーンイノベーション（GI）基金による、アンモニア燃料船及び関連機器の研究開発が進められるとともに、国際海事機関（IMO）において、アンモニア燃料船の安全基準の検討が進んでいます^※。他方、普及に向けて必要となる船舶へのアンモニア燃料の補給の安全かつ円滑な実施については、各国に委ねられています。
　そのため、今般、有識者・業界関係者からなる「アンモニア燃料船への安全かつ円滑なバンカリングの実施に向けた検討委員会」を立ち上げ、下記の通り、第1回会合を開催します。今年度と令和6年度で、設備の要件、離接舷時の気象・海象要件、事故防止対策等について検討を行い、最終的に、令和6年度にガイドラインとして取りまとめる予定です。
　　※GI基金は2028年までの早期の商業運航を目標。IMOでは2024年内にガイドライン承認を予定。
　　※国際的な基準・標準化等の課題が出た場合は対応していく
 
日　　時：令和6年1月29日（月）10:00～12:00
場　　所：AP新橋　Kルーム
主な議題：アンモニアバンカリングガイドライン策定の必要性
　　　　　アンモニア燃料船およびアンモニアバンカー船に求める設備要件の考え方 等
 
 
■取材について
・傍聴は不可ですが、冒頭挨拶までのカメラ撮りのみ可能とさせていただきます。
・カメラ撮りを希望される報道関係者の方は、1月26日（金）13時までに下記「お問い合わせ先」E-Mailへ必要事項（ご所属、お名前、ご連絡先電話番号）をご連絡ください。
・会議資料及び議事概要につきましては、後日、国土交通省のホームページで公表する予定です。