報道・広報

オールジャパンで燃料油環境規制に関する連絡調整を行います
~第2回燃料油環境規制対応連絡調整会議を開催~

平成29年8月1日

国土交通省海事局は、燃料油環境規制の円滑な実施に関し、海運業界及び石油業界と経済産業省資源エネルギー庁などを含めたオールジャパンの関係者間での情報共有の促進を図りつつ、それぞれの取り組みを連携して行えるようにするための燃料油環境規制対応連絡調整会議を3月に設置しました。その第2回会合を8月3日(木)に開催し、燃料油環境規制対応連絡調整会議の下に設置したタスクフォースにおける燃料需給調査などの検討状況や今後の作業方針などについて、連絡調整を行います。
 
 船舶の燃料油に含まれる硫黄分濃度を現状の3.5%以下から0.5%以下とする国際的な規制強化の開始時期が、昨年(2016 年)10 月に開催された国際海事機関の海洋環境保護委員会で、2020年1月と決定しました。
 本規制については、硫黄酸化物(SOx)や粒子状物質(PM)による人の健康や環境への悪影響をより低減していくために、世界一律で実施されるものであり、我が国も環境先進国として、適切に対応していくことが必要です。
 一方で、我が国経済・国民生活にとっての海運業・石油産業の重要性やそれぞれが他産業に与える影響の大きさ、両業界の経営状況等も十分に認識した上で、規制の実施と業界の円滑な対応が確保されるよう取り組んでいくことが重要です。また、両業界から情報交換及び連絡調整の場の設置も要請されています。
 このため、今年の3月に海運業界、石油業界、関連業界等と国の担当部局からなる「燃料油環境規制対応連絡調整会議」を設置し、関係者の情報共有の促進を図りつつ、業界の燃料油環境規制への円滑な対応の確保に向け、それぞれの取り組みを連携して行えるよう対応方策の検討、連絡調整を開始しました。また、燃料油環境規制対応連絡調整会議の下にタスクフォースを設置し、燃料油について、海運業界側の需要と石油業界側の供給に関する需給を調査するなど実務的な検討を進めています。
 下記のとおり、今月3日に燃料油環境規制連絡調整会議の第2回会合を開催し、タスクフォースにおける燃料需給調査などの検討状況や今後の作業方針等について、連絡調整を行います。
  記
1.日時:平成29年8月3日(木) 10:30~12:00
2.場所:合同庁舎4号館 12階1214会議室
3.議題:タスクフォースにおける燃料需給調査などの検討状況、今後の作業方針等
4.構成メンバー:別紙のとおり
5.その他          
・会議については傍聴不可、カメラ撮りは冒頭のみとします。
・カメラ撮りを希望される方は。別紙様式に必要事項を記入の上、8月2日(水)正午までに別
 紙FAXでお申し込みください。当日は10:20までに会場入口にお集まりください。
 
 
                             
 

添付資料

[1] 報道発表資料(PDF形式)PDF形式

[2] 別紙:名簿(PDF形式)PDF形式

[3] 別紙:カメラ頭撮り申込み用紙(Word形式)Word形式

お問い合わせ先

国土交通省海事局 海洋・環境政策課 河合、谷口、宮坂
TEL:03-5253-8111 (内線43-902、43-933、43-926) 直通 03-5253-8118 FAX:03-5253-1644

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