平成28年7月26日

今回の日韓船舶検査課長会議では，国際海事機関（ＩＭＯ）における重要事項に関する意見交換に加えて，近々発効要件充足が見込まれる船舶バラスト水管理規制条約の二国間免除の適否に関する協議，危険物輸送の安全確保のための新たな取組等について議論を行う予定です。

　日本及び韓国は，海事分野における両国の協調は重要であるとの認識の下，従前より，国際海事機関（ＩＭＯ）等における船舶の安全確保及び海洋環境保護に関する条約や基準等の策定に関して，協力して対応して参りました。
　このような協力関係の構築・維持のために，平成８年９月に，韓国ソウルにおいて第１回当会議を開催し，その後交互に継続的に開催して参りました。
　

1. 日　時：平成２８年７月２８日（木）１０：００～１７：３０
2. 場　所：大阪合同庁舎２号館５階Ｃ会議室（大阪市中央区大手前４－１－６７）
3. 参加者：日本側／国土交通省海事局検査測度課長　岩本 泉　他
   韓国側／国土海洋部海事安全政策局海事安全政策課長　Mr. Kim Minjong　他
4. 議　題：

（１）ＩＭＯ関連ホットイシュー：ＣＯ２排出削減対策，係船作業の安全対策等
（２）バラスト水管理条約関連：二国間免除の適否に関する協議等
（３）危険物輸送：アジア地域におけるコンテナ収納危険物の安全輸送のための新たな取組等
（４）ポート･ステート･コントロール（ＰＳＣ）活動に関する相互協力

5. 取材について

会議については非公表としますが，冒頭のみ撮影可能です。
撮影を希望される場合は，７月２７日（水）１８時までに海事局安全政策課船舶安全基準室（宇(う)貞(さだ)（内線：43-567，直通：03-5253-8631））に登録願います。