報道・広報

国際海運における世界初のCO2排出規制の導入について

平成23年7月19日

国際海事機関(IMO)第62回海洋環境保護委員会(MEPC62)が7月11日から15日までロンドンのIMO本部で開催されておりましたが、15日に、日本が主導的な立場で作成した国際海運におけるCO2排出規制を世界で初めて導入するための海洋汚染防止条約(MARPOL条約)の一部改正案の審議が行われ、改正案が採択されました。

国際海運は、京都議定書の適用除外とされており、これまで温暖化対策が取られてこなかった分野でしたが、今回の改正により、世界で初めて国際的な対策が行われることとなりました。

今回導入される規制により、何らの対策も講じない場合に比べ、2030年には約20%、2050年には約35%のCO2排出量削減が期待されます。

また、船舶からのCO2排出規制導入により、我が国海事産業が得意とする省エネ技術力を発揮できる環境が世界的に整うことになり、我が国海事産業の国際競争力確保にとっても大きな効果が見込まれます。                                   

添付資料

国際海運における世界初のCO2排出規制の導入について(PDF形式:267KB)PDF形式

参考資料(PDF形式:1990KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省海事局 安全・環境政策課 課長 坂下、課長補佐(総括) 松尾
TEL:(03)5253-8111 (内線43-501、43-502) 直通 (03)5253-8631
国土交通省海事局 安全基準課 国際基準調整官 大坪、専門官 塩入
TEL:(03)5253-8111 (内線43-902、43-925) 直通 (03)5253-8636

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