報道・広報

ASEANにおける船舶の安全性向上を支援
-「ASEAN諸国の船舶安全基準の調和促進のための実務者会合」を開催します-

平成26年11月11日

ASEAN諸国では、内航船舶の安全基準について、十分な法整備がなされていない国が多く、沿岸域における船舶事故が多発しています。

そのため、AEAN諸国では、内航船舶基準を整備し、更には各国の基準を域内で調和させる取り組みが行われています。この取り組みは、2012年11月の日ASEAN交通大臣会合において、「ASEAN内航船の安全規則及び船舶検査の改善及び調和プロジェクト」として承認されており、日本は当該プロジェクトの推進を支援しています。

国土交通省ではこれまで、プロジェクトのモデル国であるフィリピン及びミャンマーを対象に、安全基準策定のために必要な調査を実施しており、フィリピンに対しては、現在も船舶安全政策を指導する専門家を派遣しています。

この度、プロジェクトをASEAN各国で実行に移すため、安全基準策定の為の共通ガイドラインや、今後の進め方について協議するための実務者会合を、フィリピン海事産業庁と共催することになりましたので、お知らせいたします。

ガイドラインの合意後は、ASEAN各国において内航船安全規則の策定作業が始まります。日本は、各国の要望に応じて、ワークショップの開催や専門家派遣等を通じ、各国の安全基準策定作業を支援していきます。

当該プロジェクトの推進により、ASEAN域内における船舶の安全性向上と、海上交通網の発展が見込まれます。
(会合の概要は別紙参照)

お問い合わせ先

国土交通省海事局船舶産業課国際業務室 上園、梅崎
TEL:03-5253-8111 (内線43-641、43-612) 直通 03-5253-8634 FAX:03-5253-1644

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る