平成26年8月29日

　国土交通省四国運輸局では、津波から身を守る手段として、大型の船舶等に搭載が義務付けられている船舶用救命艇の技術を活用した「津波対応型救命艇」（以下、「津波救命艇」という。）を試作するとともに、津波救命艇として備えるべき技術要件等をガイドラインとしてまとめ、その普及を図って参りました。
 
　今般、民間事業者において当該ガイドラインに適合する津波救命艇の開発が進み、四国運輸局管轄外の地域（三重県及び宮崎県）においても津波救命艇の導入が進む等全国的な広がりを見せていることから、四国運輸局策定のガイドラインを踏まえつつ、国民が適正な津波救命艇を選択できる環境を整え、もってその円滑な普及に資することを目的として、国土交通省海事局において「津波救命艇ガイドライン」を策定し、９月１日(月)から施行します。
 
　今後、国土交通省では、本ガイドラインの技術要件を満たす信頼性の高い津波救命艇の更なる普及に努めて参ります。
 
　※津波救命艇ガイドライン本体については、以下のリンク先をご覧ください。
　　　http://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk5_000024.html