平成26年6月2日

現在、船舶からのCO2排出規制等の船を取り巻く環境規制の強化や、世界のエネルギー需要の高まりを背景として、世界各地で省エネ船・舶用機器に対するニーズは高まりを見せています。そのような中で、これまで日本の造船・舶用工業の長年に渡る着実な技術開発により培ってきた世界トップレベルの省エネ技術は、世界各国の船主にとって、非常に魅力的なものとなっています。
このような好機を捉え、６月２日（月）から６日（金）の期間にギリシャ・アテネにおいて開催されるポシドニア海事展（※）の機会を活用し、日本船舶輸出組合、（一社）日本舶用工業会との共催により、我が国造船・舶用事業者の先進的な省エネ技術をアピールするためのセミナーを開催致します。
我が国造船・舶用事業者は、本セミナーでの講演のみならず、ポシドニア海事展で「JAPAN PAVILION」を設置し、各社の優れた技術の展示も行います。
これらの取り組みを通じて、我が国事業者が、世界有数の海運国であるギリシャ等における船主との新たなビジネスチャンスを獲得することが期待されます。

―日本企業の造船・舶用が結集した展示「JAPAN PAVILION」in POSIDONIA―



 （※）ポシドニア海事展
１９６９年以来、４０年以上にわたり開催されている世界の主要な海事展であり、ギリシャ船主をはじめとする欧米の海事関係者が参集する一大イベント。
我が国としても、造船・舶用業界が中心となり、第1回より本海事展に出展し、ギリシャをはじめとする欧米船主等に対して、我が国の造船・舶用業界の技術の優位性をアピールしてきた。

 記

１．日程： 6月4日（水）10:30～14:30
２．場所：ギリシャ・アテネ
３．主催：国土交通省、日本船舶輸出組合、（一社）日本舶用工業会
４．講演者：
（造船）川崎重工業（株）、佐世保重工業（株）、ジャパンマリンユナイテッド（株）
（舶用）（株）東化工、ダイハツディーゼル（株）、日本ペイントマリン（株）、三菱重工業（株）、ヤンマー（株）、横河電子機器（株）
（その他）在ギリシャ日本大使館、日本船舶輸出組合、（一社）日本舶用工業会、国土交通省、日本海事協会