令和4年3月9日

国土交通省海事局では、この度、船員に対する新型コロナワクチンの住所地外接種の
実施等、(公社)日本海員掖済会による船員の新型コロナウイルス感染症対策への貢献を
踏まえ、同会及び同会が運営する８病院に対し感謝状を贈ることと致しました。

１．日本海員掖済会による船員の新型コロナウイルス感染症対策への貢献

○ 船員については、長期間連続乗船・連続休暇という特有の勤務パターン
　（例：内航貨物船は３か月乗船・１か月休暇が主流）等により新型コロナワクチンの
　接種予約が取りづらく、接種が進んでいない状況にありました。

○ 日本海員掖済会においては、そのような状況の中、同会が運営する７病院（※）
　において、令和３年９月より、順次、海運事業者を対象とする予約窓口を設け、
　船員の住所地を問わず、船員に対する新型コロナワクチン接種を実施しました。

○ また、船員の交代時や外地への入港時等において新型コロナウイルス感染症に関する
　陰性証明書が必要となる日本人外航船員に対し、令和２年８月より、同会が運営する
　８病院・１診療所（※）においてPCR 検査体制を構築しています。
※病 院：小樽、宮城利府（＊）、横浜、名古屋、大阪、神戸、門司、長崎
　診療所：広島（現在は廃止）（＊） ＊PCR 検査のみ

２．感謝状贈呈式

〇 上記の日本海員掖済会の貢献を踏まえ、国土交通省海事局より同会及び同会が運営する
　８病院に対して感謝状を贈ることとし、下記の通り贈呈式を実施します。

日 時：令和４年３月16 日（水) 11 時00 分～11 時20 分
場 所：国土交通省海事局長室
（千代田区霞が関２－１－３ 中央合同庁舎３号館９階）
内 容：髙橋一郎海事局長より、（公社）日本海員掖済会の谷山將会長、佐藤尚之副会長に感謝状を贈呈

※ 贈呈式当日の取材・撮影（頭撮り可）を希望される方は、令和４年３月14日（月）17 時までに、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。