平成23年10月21日

・「マラッカ・シンガポール海峡協力メカニズム」に係る第4回協力フォーラム等が、平成23年10月10日（月）～18日（火）、マレーシア・マラッカ市において開催された。
・第４回協力フォーラムの冒頭、主催国であるマレーシアのスリ運輸大臣より、海峡利用国等からの支援に対する感謝が述べられるとともに、協力メカニズムの一層の発展に対しマレーシアが先頭に立ち役割を果たしたい旨挨拶があった。また、同大臣参加のもと、マラッカ・シンガポール海峡協力メカニズムの活動等を紹介するウェブサイトの開設セレモニーが行われた。
・同フォーラムにおいて我が国より、同海峡の重要性、日本が行ってきている航行援助施設基金への貢献などを説明し、同基金の安定的な発展のために、基金への拠出のあり方などについて今後とも継続的に検討を行うべきであるとのプレゼンテーションを行った。
・第７回航行援助施設基金委員会では、沿岸国が提出した2012年作業計画・予算案に関し詳細な審議が行われたが、インドネシアが2012年に代替工事を行う予定の２カ所の航行援助施設の費用について、費用の妥当性を更に検討する必要があるとの結論に達し、2012年予算については、第1四半期（１月～３月）のみの承認を行い、平成24年３月に開催予定の次回委員会において第２四半期以降の検討・承認を行うこととなった。