2015/12/3
英国ロンドンにて11月23日(月)から12月2日(水)までの間、第29回国際海事機関(International Maritime Organization:IMO)総会が開催されました。ここで行われた次期理事国選挙で、我が国は再選を果たしました。
総会では、各国代表による一般演説に始まり、今年までの2年間の活動報告、来年からの2年間の予算等基本方針の審議、次期理事国選挙等が行われます。
今次総会は、約160カ国の代表団等が参加して盛大に開かれました。
我が国は、江島潔国土交通大臣政務官を代表とする政府代表団を派遣しました。総会初日(11月23日(月))には、我が国を代表して江島政務官が一般演説を行い、今後ともIMOに貢献していく決意を表明しました。
また、我が国をはじめとする国々から、本年末をもって退任する関水康司IMO事務局長に対して、その指導力・実績を称賛し、離任を惜しむ発言が多くありました。こうした関水事務局長の実績をたたえ、同氏を名誉事務局長に任ずる決議が総会最終日(12月2日(水))に採択されました。
加えて、総会初日の議事終了後には、笹川陽平日本財団会長への国際海事賞授賞式が、江島政務官ら立会いの下、各国代表団が列席して挙行されました。続いて催された祝賀会では、各国から、笹川氏の国際協力への積極的取組に賛辞が寄せられました。
このとおり、今次総会は、我が国のIMOへの貢献等を各国に強く印象づける会合となりました。
11月27日(金)に行われた選挙の結果、我が国は引き続き理事国を務めることとなりました(任期2年)。
第29回国際海事機関(IMO)総会の結果について(PDF形式)
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