報道・広報

福島県いわき市小名浜で体験乗船会(第2弾)を開催

平成26年7月9日

  国土交通省東北運輸局は、7月3日(木)に福島県いわき市小名浜港において、4月(市立小名浜西小学校)に引き続き、3月に開催された「海と船フェアin アクアマリンふくしま」の「キッズ絵画展」に出展してくれた市立小名浜第一小学校の4年生55名を招き、「体験乗船(施設見学会)」を開催しました。
 このイベントは、四面を海に囲まれた我が国において、輸出入貨物の99.7%が船舶により輸送されており、安定的な海上輸送の確保は、我が国の経済、国民生活を支える上で極めて重要なものであるにもかかわらず、国民の海事産業に対する理解は必ずしも十分であるとは言えず、将来を担う小学生に「海の重要性と魅力」を感じてもらい、海事産業とそこに働く人々への理解を深めてもらうため、(株)いわきデイクルーズの協力を得て実施しているものです。
 9時15分から始まった施設見学会では、体験乗船に先立ち、東北運輸局海事振興部村木次長より最も身近な日本食の1つである「天ぷらうどん」を例にとり、私たちの食卓に並ぶ食材の多くが外国に依存しており、また、それらの殆ど全てが船舶によって輸送されており、船が止まり小麦粉の輸入が止まってしまったら、天ぷらうどんだけでなく小麦粉で作るパンやお菓子も食べられなくなるなど海運の重要性について説明がありました。その後、(株)いわきデイクルーズの「ふぇにっくす」に乗船し、体験乗船が始まりました。
 船内では、(株)いわきデイクルーズの鈴木代表取締役から、船員の仕事や小名浜港の現状などの説明があり、また、特別に船内見学として操舵室の見学も行い、働く船員の姿を間近に見学するとともに、2Fデッキに出て、カモメに餌を与えたり、海風を浴びるなど短い船旅を満喫しました。
 50分ほどのクルーズを終え、下船後、記念品(ペーパークラフト、日本船主協会「船って最高」、日本海事広報協会のノート等)を手渡し、成功のうち無事にイベントが終了しました。
今後も海事思想の普及活動に尽力していきたいと考えています。

お問い合わせ先

国土交通省海事局総務課海事振興企画室 岩下、中村、池田、牧
TEL:03-5253-8111 (内線43-215) 直通 03-5253-8946 FAX:03-5253-1642

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る