平成25年8月6日
●国土交通省は、6月を「不正改造車を排除する運動」及び「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の強化月間としています。
●この期間中に警察庁、自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会の協力を得て、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置いた街頭検査を全国で190回(昨年比+18回)、18,429台(昨年比-291台)に対して行いました。
●その結果、約7.3%の1,348台(昨年比-31台)に保安基準不適合箇所などがあったことから自動車ユーザーに対し改善の指導を行いました。
●このうち、窓ガラスへの着色フィルムの貼付、灯光色違いの灯火器の取付などの不正な改造を行っていた車両は266台(昨年比-44台)あり、その場で改善措置を講じた車両以外の214台(昨年比+3台)に整備命令書を交付し、必要な整備を命じました。
●整備命令書を交付した214台の主な不正改造内容は、以下のとおりです。
○不適切な灯火器 :58件
○着色フィルム等の貼付 :46件
○基準不適合マフラーの装着 :37件
●また、硫黄分濃度分析器による燃料に関する検査については181台(昨年比-65台)実施(特に関東・近畿地区においては、当該検査を重点項目として40台実施)しました。
●このうち、不正軽油(規格外の軽油)の使用が判明した2台(昨年比+1台)について適正な燃料を使用するよう警告をしました。
国土交通省では今後とも関係機関と協力し、不正改造車及び不正軽油の排除を積極的に推進してまいります。
報道発表資料(PDF形式)
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