平成21年4月10日
○ バス産業の課題を明らかにし、今後のバス産業の向かうべき方向性を検討するため、自動車交通局と(社)日本バス協会と共同で開催してきた「バス産業勉強会」の報告書が、このほどまとまりました。 |
○ バス会社は、輸送人員の減少によって収入が減少し、一方で、人件費等のコストカットも限界に近く、バス会社の経営環境は一層厳しい状況です。このような中で、バスネットワークを存続、再生するために、国土交通省自動車交通局と(社)日本バス協会は、共同で、「バス産業勉強会」を開催し、バスを産業として捉え、必要な環境整備、企業としての経営のあり方を検討してきました。
○ 報告書では、現状を分析し、以下のような課題と今後の方向性についてまとめました。
(1)産業としての位置づけ
(2)経営手法の改善
(3)経営を取り巻く環境の改善
(4)国の行政運営の改善
(5)自治体との関係構築
(6)高速バス・貸切バスの収益改善
(7)持続可能な産業としての自立