報道・広報

伝統構法を活かした木造住宅の担い手候補者募集を行う補助事業者の募集について

平成22年3月8日

 この度、伝統構法を活かした木造住宅の担い手候補者募集を行う補助事業者の募集を開始しますのでお知らせします。
 本事業は、伝統構法を活かした木造住宅の生産を担う大工技能者に必要な知識、理論や技能等の修得に対する支援を行うため、当該大工技能者になろうとする者を募集する者に対し、国が必要な費用を補助することにより、伝統構法を活かした木造住宅の生産体制の強化を図るものです。
 なお、当事業は平成22年度予算によるものであり事業決定は予算成立後となります。

1.公募期間
 平成22年3月8日(月)から3月30日(火)まで(必着)

2.公募対象事業者の要件
 次の(1)~(6)までの全ての条件を満たすことのできる民間事業者等とする。
 また、本事業に加え、平成23年度以降の予算成立を前提として、本事業により募集した担い手候補者に対して、3年間以内で引き続き技能等修得支援を行うことができる者とする。
(1) 補助事業の実施の方法等の補助事業の実施に関する計画が、補助事業の適確な実施のために適切なものであること。
(2) 補助事業を適確に遂行する技術能力を有し、かつ、補助事業の遂行に必要な組織、人員を有していること。
(3) 補助事業に係る経理その他の事務について適確な管理体制及び処理能力を有していること。
(4) 補助事業の公正な実施に支障を及ぼすおそれがないものであること。
(5) 補助事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有していること。
(6) 補助事業において知り得た情報の秘密の保持を徹底すること。

3.補助事業の内容
(1) 担い手候補者募集事業【平成22年度】
 伝統構法を活かした木造住宅の生産を担う大工技能者に必要な知識、理論や技能等の修得に対する支援を行うため、当該大工技能者になろうとする者を募集、選定する。
(2) 技能等修得支援事業【平成23年度以降実施予定】
 (1)により選定された者を対象に、以下のような方法により、伝統構法を活かした木造住宅の生産を担う大工技能者に必要な知識、理論や技能を3年間以内で修得させるものとする。
 [1] 知識、理論の修得
  大工技術や建築に関する基礎的事項等について講義方式により習得させる。
 [2] 技能の修得
  実際の住宅建設に係る作業場や住宅建設現場において、大工技能を各地域の伝統構法を踏まえた生産過程に即して習得させる。

4.審査方法
 提出された提案書等について書類審査等を行い、平成22年度予算の成立後、事務事業の目的に最も合致した提案書等を提出した1者を採択する。

お問い合わせ先

国土交通省住宅局住宅生産課 
TEL:(03)5253-8111 (内線39422,39455)

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