平成22年1月12日
1.我が国においては、今後、羽田空港の再拡張事業や成田空港のB滑走路北伸事業等による首都圏空港の容量拡大が予定されております。
2.航空局では、航空機運航の一層の安全性向上を図りつつ、管制業務の更なる効率化により、これら首都圏空港の容量拡大に対応するため、羽田空港新管制塔の整備を進めてまいりました。
【新管制塔の特徴】
○本年10月供用開始予定の新滑走路(D滑走路)を含む空港全体の視認性を確保。
○機器の形状や配置を工夫することによりヒューマンエラーの抑止を図ると共に管制業務を効率化。
○免震装置と制振装置を備えた剛性の高い鉄筋コンクリート構造により、管制塔自体の安全性が向上。
3.この度、新管制塔の整備を完了し、管制機器の安全性・信頼性が確認されたことから、本日午前2時40分から、運用を開始いたしました。
参考資料:羽田空港における新管制塔の運用開始と効率的な管制運用の実施について