大臣会見

赤羽大臣会見要旨

2021年4月23日(金) 8:42 ~ 8:46
国土交通省会見室
赤羽一嘉 大臣

閣議・閣僚懇

 本日は報告はございません。

質疑応答

(問)「地域観光事業支援」についてですけれども、観光庁長官が21日の国会答弁でですね、14県からの補助申請があって、3県交付決定をされた旨、説明がありました。
午後にも政府が4都府県を、緊急事態宣言を決める見通しと聞いておりますが、新型コロナ感染拡大が懸念されている中、補助申請の審査中断や、交付決定の凍結等、事業の見直しを検討されますでしょうか。
今後の対応をお伺いします。
(答)緊急事態宣言が出るか出ないかは今日1日、分科会も朝から行われておりますし、まだプロセスの途中ですから、仮定の話についてお答えすることは差し控えたいと思います。
そもそもこの制度は当初申し上げましたように、始めるに当たって「ステージ2」相当以下という、感染状況が安定していると判断した県が実施する支援事業に対しての補助事業ですから、もしその実施期間の中で感染状況が悪化するとか、医療のひっ迫状況の変化で、知事の判断でやめられた場合には、当然それに従うというルールですので、それは全く変わりありません。

(問)今回もし宣言の発令が決まった場合、バスとか鉄道事業者への減便などを要請することになるかと思いますが、その狙いと、減便した場合、逆に密が強まるのではないかとの意見が一部あると思いますが、その点について大臣の考えをお聞かせください。
(答)先ほども申し上げましたが、決定前ですし、現時点でそうした要請が想定される都道府県知事から正式な要請を受けていませんので、お答えすることはありません。

(問)ゴールデンウィーク周りがまた感染状況が悪くなってきました。
観光事業者はまた厳しい状況に置かれていますけれども、こうした業界への対応についてお聞かせください。
(答)ひとつは、全国の地方運輸局が観光関連事業者に対して、こうした感染再拡大の状況の中で、御商売も大変厳しくなっているでしょうから、状況をヒアリングしながら、必要な支援措置についてのヒアリングをしておりますし、同時にGo To トラベル事業に参画をされている2万8千件以上のホテル、旅館と事務局とで直接メールのやり取りができますので、先日もこうした状況の中で、現状はどうかという質問を発出しており、8千件以上の回答があったと聞いております。
中身はまだ聞いておりませんが、そうしたことを駆使しながら、適時適切に対応していきたいと思っていますし、もし、仮に緊急事態宣言が決定したときには、更なる支援の追加メニューについて、発表せざるを得ないのではないかと検討をしております。


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