大臣会見

赤羽大臣会見要旨

2020年4月3日(金) 8:47 ~ 8:50
衆議院分館
第17委員室前
赤羽一嘉 大臣

閣議・閣僚懇

 私の方から報告はございません。

質疑応答

(問)本日から、全世界の入国者について2週間の待機と公共交通機関の不使用が要請されています。
政府は空港周辺のホテルの確保を進めて、宿泊費の国費負担も検討しているという報道もありましたが、帰国者の待機場所と移動手段の確保について、国土交通省としてどのように考えていらっしゃられるか聞かせてください。
(答)国土交通省は、今までも、厚生労働省と連携しながら、水際対策に関しては、全力を挙げて取り組んでまいりましたが、今般、全ての国・地域からの入国者につきまして、検疫強化措置として14日間の自宅又は宿泊施設で待機することが必要とされるようになりました。
国土交通省としては、この入国者の方々が宿泊施設を御自身で円滑に確保いただけるように、まず、我々としても、空港周辺に立地する宿泊施設のリストを作成してスムーズに泊まれるように、厚生労働省を通じて、宿泊客に提供しているところです。
この費用負担につきましては、入国者の自己負担になると承知しておりますが、詳しくは厚生労働省にお問い合わせいただきたいと思います。
なお、14日間待機する宿泊施設への移動につきましては、国土交通省で民間のバス車両の確保を進めているところです。

(問)ウポポイについてお伺いします。
開業まで3週間となりましたが、地元では期待の声がある一方で、観光客を通じてウイルスが持ち込まれるのではないかとの懸念の声も聞かれます。
政府が開業の延期について検討しているという報道もありますが、改めて、4月24日開業方針に変更がないか大臣のお考えをお聞かせください。
(答)ウポポイは、改めて言うまでもありませんが、多くの方々にアイヌ文化のすばらしさを伝える、その理解を深めるための大変重要な施設でもありますし、国としても直轄事業として整備を進めてきたところです。
地元の皆様の期待も大変大きいと承知しておりますので、ウポポイの4月24日からの開業につきましては大変重要ですし、それを進めたいと思っておりますが、どこまでいっても、地元の北海道、白老(しらおい)町の皆様の御意向をしっかり踏まえて、良い形で開業するということが重要だと思いますので、今は何も決めておりません。
基本的にはやりたいと思っておりますが、地元とも連携をしっかりと密に取りながら、状況を見極めていきたいと思っております。

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