本日の閣議案件で、特に私の方から報告するものはございません。
以上であります。

（問）東京オリンピック・パラリンピック期間中の首都高の渋滞対策として、国や東京都が日中に一律１０００円を上乗せする方針という報道がありますけれども、事実関係の把握や今後の検討のスケジュールの認識についてよろしくお願いいたします。
（答）東京オリンピック・パラリンピック大会期間中における円滑な輸送を確保するため、東京都と組織委員会からＴＤＭ、交通需要マネジメントに加え、料金施策やナンバープレート規制などの首都高での追加対策について、国や首都高速会社に検討の協力依頼がありました。
国土交通省としましては、大会期間中の首都高の追加対策について、警察などの関係機関と連携して、現在、具体的な検討を進めているところであります。
現時点においては、具体的な施策について、導入の有無も含め、方針を固めたという事実はございません。
いずれにいたしましても、国土交通省としましては、大会期間中の円滑な輸送の実現に向けて、一般道も含めた交通対策の具体化を加速してまいります。
なお、大会期間中の首都高の追加対策につきましては、この夏に実施をいたします交通対策の試行結果を踏まえて決定していく必要があると考えております。

（問）不動産業を手掛ける「すてきナイスグループ」という会社が、架空の不動産取引で決算を黒字に粉飾した疑いで、横浜地検などが捜索に入っております。
国土交通省として、今後どのような対応になるのかお聞かせください。
（答）御指摘の件につきまして、報道があったことは承知しております。
現在、横浜地方検察庁及び証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反の疑いで捜査中とのことでありまして、現時点ではコメントは差し控えさせていただきます。
国土交通省といたしましては、宅地建物取引業法に違反する行為が明らかになった場合には、同法に基づき適切に対処してまいります。