大臣会見

石井大臣会見要旨

2017年4月28日(金) 8:49 ~ 8:54
衆議院分館第18委員室前
石井啓一 大臣

閣議・閣僚懇

本日の閣議案件で、特に私の方から御報告するものはございません。
このほか、私の方から1点御報告がございます。
海外出張の件についてであります。
5月2日から7日にかけまして、マレーシア、シンガポール及びカンボジアを訪問いたします。
今回の出張では、マレーシアにおいて開催されます高速鉄道シンポジウムに出席するとともに、マレーシア・シンガポールにおきまして、両国要人との会談を行い、高速鉄道の受注に向けたトップセールスを行う予定であります。
カンボジアにおきましては、要人との会談を行いまして、道路、港湾、自動車、都市開発、下水道等の幅広い分野について、協力関係の強化を行う予定であります。
詳細は、後ほど資料を配付いたします。
私からは以上であります。

質疑応答

(問)日露首脳会談が行われましたけれども、この大臣の所感と、国土交通省関係の協議結果、そして今後の対応についてお願いします。
(答)今回の日露首脳会談におきましては、8項目の協力プランをはじめとする経済分野について、昨年12月からの進捗が確認されたと承知しております。
国土交通省関係では、都市づくりや、あるいは極東の産業振興・輸出基地化等で、案件の具体化に向けた前進が確認されました。
特に都市づくりにつきましては、国土交通省とロシア連邦建設・住宅公営事業省との間で、建設・住宅公営事業及び都市環境分野における協力の発展に関する覚書を締結いたしました。
今後も、国土交通省といたしまして、当省とロシア政府との既存の協議の枠組がございますので、これを活用し更なる協力関係の進展を図ってまいりたいと考えています。
(問)冒頭の海外視察に関してなんですけれども、IR担当相として会談や視察の御予定があるかどうかと、もしあれば狙いを併せてお聞かせ願います。
(答)詳細のスケジュールは調整中ですけれども、シンガポールにおいては、スケジュールの許す範囲でIRの視察を行いたいと考えております。
視察を行う際には、シンガポールがIRに関する先進的な事例として取り上げられることが多いことから、どのようにして国際競争力の強い魅力ある観光拠点を形成しているのかといった点や、カジノ施設の厳格な管理・運営がどのように行われているのかといった観点から視察を行いたいと考えています。

(問)復興大臣がこの度替わりましたけれども、今村さんの発言に対する受け止めと、政権全体の緩みではないかという指摘もありますが、どうお考えか伺えますでしょうか。
(答)他の大臣の発言についてのコメントは控えたいと思いますが、いずれにしても国土交通省としては、引き続き被災者のお気持ちに寄り添って、インフラの復興や住宅の建設をはじめとして、実感できる復興に向けて、省を挙げて関係機関と連携しながら全力で取り組んでいきたいと考えています。
(問)国土交通省は被災地での事業も多いですけれども、今回の発言は被災者の心を傷付けたという指摘もありますが、発言について何かお感じになったことはありますでしょうか。
(答)国土交通省としては、引き続き被災者のお気持ちに寄り添いながら、復興の加速化に向けて進んでいきたいと考えています。

(問)国土交通省は復興庁と関連する事業が非常に多いと思いますが、今回の復興大臣の交代で何か影響を受けるような事業はありますか。
(答)特段、大臣交代で影響ということは考えられないと思います。
(問)スケジュールの遅れとか特に出ないでしょうか。
(答)そういったことはないと思います。
 

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