大臣会見

石井大臣会見要旨

2017年1月24日(火) 9:40 ~ 9:46
参議院本館議員食堂
石井啓一 大臣

閣議・閣僚懇

本日の閣議案件で、特に私の方から御報告するものはございません。
以上であります。

質疑応答

(問)昨日、三菱重工業がMRJの納期を延期すると発表しました。
延期は今回で5回目になります。
納入先の全日空など、エアライン各社への影響等を懸念すべきかと思いますが、大臣としての受け止めと、今後の国土交通省としての対応などがあればお聞かせください。
(答)MRJにつきまして、昨日、三菱重工業が初号機の納入を2年程度先に延期する旨を発表したことは承知しております。
国産旅客機の開発は約半世紀ぶりということでありますから、様々な課題があろうかと思いますけれども、三菱重工業には今回示された見通し内に確実に納入ができるよう、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。
国土交通省といたしましては、安全性審査をしっかりとやるという立場でございますので、設計・製造国政府としての責務を果たすため、開発の進捗状況に合わせて、引き続きMRJに対する安全性審査を円滑かつ適切に進めていきたいと考えているところでございます。

(問)文部科学省の天下りあっせん問題を受けた対応についてお伺いします。
全ての省庁で行うことになった調査について、どのように取り組んでいかれるかということと、今後、違法な天下りが起きないための、省内の対策強化などのお考えがあれば、お聞かせください。
(答)今回の文部科学省の事案を受けまして、国土交通省といたしましては、職員に対して、再就職等監視委員会の調査結果を周知するとともに、改めて再就職規制の遵守と周知の徹底を図ったところです。
今後、政府全体で厳正な調査を行っていくことになりました。
その調査方法やスケジュールなど具体の調査内容については、内閣人事局で検討中と承知しております。
いずれにしましても、国土交通省としては、本調査にしっかり協力していきたいと考えております。
国土交通省としては、これまでもしっかりと、様々な機会を捉えて再就職規制の遵守と周知について徹底を図ってきておりますので、その上で、引き続き職員に対して周知徹底をしっかりとやっていきたいと考えております。

(問)文部科学省ではOBが再就職のあっせん役を務めていたケースが問題視されましたが、国土交通省では、このような事案はないのでしょうか。
(答)国土交通省では違反行為の疑いのある事案も含め、そのような事案は承知しておりません。
法に則って、適切に対処していると認識しております。

(問)鳥取県では大雪によって多数の車が立ち往生しているという報道がありますが、把握している情報を教えてください。
(答)昨日からの大雪により、今朝6時の時点で、高速道路7路線8区間、補助国道9区間等において通行止めとなっております。
また、鳥取県内の高速道路や国道では、立ち往生の車両が約280台発生しており、現在、地方整備局、鳥取県、NEXCO西日本などにおいて、除雪作業、立ち往生車両の移動等を進めているところです。
今朝6時の時点の立ち往生車両については、米子自動車道で20台、鳥取自動車道で50台、国道53号で10台、国道373号で200台、4路線で280台発生しております。
各路線の解除見込みについては、今後の降雪状況によりますが、米子自動車道、鳥取自動車道、国道53号については午前中を目標に取り組んでいるところです。
鳥取県が管理している国道373号については、早期の滞留解消に向けて、鋭意、除雪作業を実施していると聞いております。

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