大臣会見

太田大臣会見要旨

2014年9月16日(火) 11:08 ~ 11:14
国土交通省会見室
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 今日の閣議での報告案件はございません。

質疑応答

(問)補正予算の関係ですが、先々週の会見だったか財務大臣が言及したようですが、補正予算について大臣の考えをお聞かせ下さい。
(答)麻生大臣の発言を読んでみますと、それほどはっきり言っているということではないというのが私の印象です。
この消費税引き上げ及びそれに向けた補正予算ということに関しましては、政府・与党としまして経済状況を見て、まずその必要性があるかないか、消費税をどうするかということにも関連を致しますので、これについてはまだ判断する時期でもないですし、しばらく時間の経過というものをみて、適宜判断がなされるものと思っております。
国交省としましても、政府全体の方針に従ってこれは対応するということになると思いますので、現在のところは、私の頭の中には全くございません。

(問)福島県内の国道6号が3年半ぶりに全面開通したわけですが、まだバイクが通れないほどの高線量という状態の中での開通ということになりましたが、御所感と今後の除染についての考えがあれば教えて下さい。
(答)これは環境省の判断、あるいは経済産業省の判断ということも含めてどうするかということを併せて検討もさせて頂いて、この原子力災害現地対策本部におきまして、この度、制限を解除するということを公表するということになったと聞いているところです。
地震発生直後より国交省は緊急車両の通行確保のために速やかに応急・復旧を開始をしまして、環境省による除染作業ということを進められてきたと思っていますが、これが可能になればですね、大幅な迂回を強いられていた交通が解消されるというふうに思っています。
現地の人の、私は直接今回のことについては状況を聴取しておりませんが、報道等によりますと大変復興がこれで一本前に進んだという印象と供にですね、外気をエアコンですか、それを入れないようにとか、窓は閉めてとかということを言われていて、御指摘のようにバイクということについては、これはまだ規制の中にあるということだと思います。
この常磐道自体についても、今度の(国道)6号についても、復興ということについては道路は欠かせない一番大事なものだと思っておりまして、この除染作業が更に進んで、ここの通行というものが行われるということをもっと前に進めて行けばなということを期待をしていけるところです。
地元の町長を始めとする方々も、色んなことを御心配なさっているようでありますので、究極は除染作業が進むということが一番大事なことだと思っています。
よく環境省や経済産業省と連携をとって、適切な判断をしたいと思っているところです。

(問)昔、IOC(国際オリンピック委員会)の7代目会長サマランチさんの私設秘書をしていた関係で、オリンピックについて色んな質問を友人の記者から受けます。
その一つにJR及び新幹線の切符ですが、オリンピックを機会に英語の表示がなされているかどうか、もしなされていないのであれば、英語の表示を切符にすることを考えておられるかどうか、質問して欲しいという要請を受けて質問させて頂きます。
(答)ちょっとその辺は私はまだ状況を掌握しておりませんので、調べて現状をまず把握したいと思います。
切符自体の英語表示ですね、ちょっと調べさせて下さい。
(問)今、私鉄で1社だけが英語の表示をしていて、後は鉄道切符は英語表示なされていない。
これだけ訪日外国人が増える中で必要ではないかという質問です。
(答)状況把握をさせて頂きます。

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