大臣会見

金子大臣会見要旨

2009年8月25日(火) 9:28 ~ 9:37
国土交通省会見室
金子 一義 大臣

閣議・閣僚懇

 本日の閣議では、当省に関係するものでは政令が1件、前国会で成立したタクシー適正化・活性化法の施行日、10月1日でありますが、これの施行期日を定める政令の決定がございました。また、閣議後に開催された閣僚懇談会において、総理及び厚生労働大臣から、新型インフルエンザが本格的な流行シーズンに入って来たと、うがい、手洗いをしてくれという対応、予防励行をしたいというお話がありました。私からは以上です。

質疑応答

(問)選挙の真っ最中ですが、報道各社の世論調査が色々報じられていて自民党の劣勢が伝えられていますけれども、これについて大臣も地元で選挙活動されていると思いますが、印象がありましたらお聞かせください。
(答)大変厳しい予測が出ています。他の選挙区に応援に入らせて頂いておりますが、党の予測ではギリギリのところで戦っている人が多い状況ですので、最後の1週間、これから残された期間で最大限の努力をしていくように他候補にも言っていますし、これから私の地元でも最後の詰めをやって行きたいと思っています。

(問)先週、日本航空の有識者の懇談会が開かれて、翌日には日本航空と日本貨物航空の貨物事業の統合に向けて来春を目途に協議に入ると、こうした経営改善計画の策定に向けて動き出して来た訳ですが、今回の貨物事業の統合等どのように受け止めていらっしゃいますか。
(答)なるべく早期に経営改善計画を作って頂きたいと、これは前から申し上げていることであります。そういう中で徹底したコスト削減と同時に日本航空が持つ強みを生かしたものを作って頂く必要があると思っています。先般、有識者会議が開かれましたが、この有識者会議からも色々経営改革の検討状況についてご指摘を頂いたと聞いています。これらの指摘をしっかり受け止めて、この有識者会議に納得頂ける、承認頂ける、そういう経営改善計画を作ってもらいたいと思っています。

(問)お盆期間の交通状況が出ましたが、高速道路については交通量が増えていますが、新幹線については乗客数が減っているという数字が出ました。高速道路1000円のマイナスの影響とも思われますが、大臣のご所感をお願いします。
(答)お盆期間だけではなく通年通してどういう影響が出るのか、鉄道だけではなく他の交通手段も色々影響が出たと思いますので、もう少し期間を取って検証をして更に改善の工夫があるのかを考えていく必要があると思います。

(問)新潟県とロシア間を結ぶ日本海フェリーが1ヶ月程前に就航しまして、国土交通省としても側面支援をされているようですが、色々とトラブルが続いているようですが、環日本海経済発展への意義等、大臣の所感があればお聞きしたいのですが。
(答)今情報は入っていませんので、また事務次官会見で聞いて下さい。

(問)選挙前最後の閣議後の会見ということなんですが、先ほど残り一週間色々工夫したいということでしたが、どの部分に今後力を入れて大臣としては国民に訴えていきたいとお考えでしょうか。
(答)地元の選挙区です。今までかなり他所の選挙区に行っておりましたので、地元に行って皆さんに訴えたいと。金子一義を訴えたいと。全体をね。

(問)自民党の閣僚の一員としては如何でしょうか。自民党の閣僚の一員としてご自身の選挙区以外という部分では如何ですか。
(答)ちょっとご質問の趣旨が分からないのですが。国土交通大臣として、道路特定財源の一般財源化と同時に地域にとって本当に必要な道路が造れる枠組みが出来ていると、しかし無駄は出来ないと。そういう中で今度は、集中豪雨と随分災害がありましたよね。東名高速の地震、私自身、翌日現場に行きましたけど、その後のインタビューであそこを通っている、或いはサービスエリアを訪れている人へのマスコミのインタビューの中で、こういう幹線大動脈というのは必要ですねという声が若い人から出てきた、そういう意味で、本当に必要な道路に対する理解というのが少し国民的には出てきたんだろうなと思います。そういう意味で、必要な道路は造って、地方でも、宮崎県の東国原知事があれだけ要請している、それなりの理由がある道路の必要性。我が国の安全は我が国の手、自らで守りたいという海賊対策。こういった点は訴えていきたいと思います。

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