私からは今日は特にありません。

（問）今日の東京市場ですが、７，０００円割れ寸前のところまで下落を続けております。これについてご所感をお願いします。
（答）心配ですね。しかし、アメリカのサブプライムの底が未だ見えない状況ということは、アメリカの金融市場における不良債権の状況が未だ底を打たないという状況、そういう中ですから、今暫くそういう状況が続くのかもしれません。しかし、３月に向けての日本の金融機関の体力がもの凄く心配になります。それに向けて、当然、対策を色々考えていくことになります。最も、これは与謝野さんの話ですけど。

（問）西松の問題で現職閣僚の二階さんの話が色々と報道されているんですが、これについてのご所感をお願いします。
（答）同僚閣僚としては胸が痛む話です。しかし、捜査の進展も見守りたいと思っています。

（問）株価ですが、米国経済に端を発していることは事実ですが、今の政権に対する失望売りという側面は如何でしょうか。
（答）オバマさんが景気対策を打った直後にニューヨーク株式がどんと下げましたよね。ですから、政権への信頼、景気対策よりも経済そのものに内在する、あるいは景気に内在する動きの方が優先しているのかなという感じはしますけれども。必ずしもリンクしていない。ただ、長期的には一致してくると思いますけど。

（問）先週、国会で地方道路公社が管理する道路についても高速道路料金の引下げについて検討をすると仰いましたが、具体的にどのような手法をお考えでしょうか。
（答）これは、まだ今道路局でどういうことが出来るかを検討し始めてくれている段階です。ですから、具体的なやり方についてはこれからですが、同じ接続している高速道路と地方道のもの、これらは、やはり長い目で見て利用者から見て一緒にしてくれよなと。料金体系が異なっているというのは、やはり全体として統一出来るようにしてあげられないかと。道路局もそれに対しては決して否定的ではなくて、今は、これは地方自治体の財政の問題も絡みますので、そういったものも含めてフィージビリティーを始めてくれています。何らか出来るようにしていけないかなと思っています。

（問）検討の何か具体的な目途等お持ちでしょうか。
（答）今のところまだありません。

（問）先程の二階大臣の件ですが、二階先生の地元を見ますと、那智勝浦道路、田辺バイパス、南紀白浜空港ですが、普通に見て少し不可解なと言いますか、別に田舎に立派なものがあってはいけないとは言いませんが、過剰な公共投資がなされているように見えますが、その辺、大臣はどのような印象を持っていらっしゃいますか。
（答）私もまだ現場を見ていないので分かりません、これはちょっとコメントは無しです。

（問）西松建設関連で東北の胆沢ダムで口利きがあったのではないかという話が出ていますが、この辺については如何ですか。
（答）正直に言って分かりません。捜査を見守る以外にありません。