本日の閣議で特に報告するものはありません。

（問）今日予算案が衆院通過する見通しとなりましたが、その中で追加経済対策の話が早くも色々出てきていますが、現在の検討状況をお願いします。
（答）内閣として今度の予算及び関連法案を通すのを最優先にしていますので、まずは補正予算関連法案及び本予算を通すことに全力を尽くします。一方で、党側では先行して色々検討してもらっているのだと思います。何れにしても、そういうことを睨んでどのようなことが考えられるのかということは私の立場で各方面からご意見は伺おうと思っています。

（問）整備新幹線の前倒しですが、期待されている方も多いと思いますが、今の時点で大臣の具体的なこういう進め方をしたらよいのではとのお考えはありますか。
（答）今の段階では、当然ですが、財務省との相談等もまだこれからでありますし、先程申し上げたように政府としての対応も全くこれからです。ただ、新潟県知事が負担が出来ないという話について、そういったものは何らか、単に直轄負担金を払え払えだけでは無く、県の財政の負担の平準化を図る措置というものも考えながら行っていったら良いのではないかという検討段階です。

（問）平準化を図る措置というと、無利子貸し付けなり、何か貸付金を行うイメージなのですか。
（答）具体的にはまだ、貸付金方式というのも一つの選択肢と思いますが、福岡県も２２年度開業に向けて一気に工事費の負担が増えてきますので、今の地方財政では非常に厳しい状況だと思います。麻生知事は県議会との協議も含めてご苦労されると思いますが、そういう意味で何らかの平準化を図る方法があり得るのかどうか、貸し付けというのは選択肢の一つだと思います。

（問）福岡県朝倉市で水資源機構が計画している小石川原ダムの件ですが、ある研究チームの調査で、近くの川に世界で唯一そこでしか自生していない絶滅危惧種の海苔が発見されて、ダム建設を進めると絶滅する可能性があるのでアセスを求める声があります。それについての大臣のお考えをお願いします。
（答）水資源機構が調査に動き出すようです。具体的にどのように進めていくか水資源機構に取材をして頂いたら良いと思います。