第8回青函共用走行区間技術検討WG 議事要旨

第8回青函共用走行区間技術検討WG 議事要旨

1.開催日時 : 平成29年4月27日(木)  9:30~10:35

2.場   所 : 中央合同庁舎3号館10階 共用会議室

3.概   要 :
(1) 技術検討WGと高速化検討WGの役割分担について
   青函共用走行区間の新幹線の高速化について、技術検討WGでは、安全・安定輸送の確保等の技術的な観点から、
  引き続き検討を行うことについて了承された。

(2) 青函共用走行区間の高速化に関する技術的な検討について
 1)) 時間帯区分案について
  ○  明かり区間の高速走行の安全性
   ・  昨年10月27日に開催された「青函共用走行区間技術検討WG(第7回)」において示された、時間帯区分案によるケース1~3では、
    「明かり区間では、降雪や凍結による気象の影響等を受け、安全・安定輸送を損ねる恐れがある。」とされていたところ。
   ・  これを受けて、JR北海道から、北海道新幹線の明かり区間のうち、新設区間(新幹線のみ走行する区間)と共用走行区間の
    除雪方法の相違について説明が行われた。
   ・  引き続き、明かり区間における雪対策について検討を続けていくことが確認された。
 2)) 共用走行区間の走行速度引き上げの実現可能性について
  ○ 在来線の時速160kmでの走行実績
   ・ 時速160kmでの走行実績の事例が紹介され、今後のWGでさらに事例を検証していくこととされた。
  ○ 地震発生時の貨物列車の安全性
  ○ すれ違い時等の圧力変動の影響
   ・ 上記の2項目について、今後シミュレーションを行うことが確認され、その手法等について議論が行われた。

(3) 今後のスケジュール
  ○ 次回WGは、5~6月に開催される予定。

ページの先頭に戻る