第9回半島振興対策部会 議事要旨

第9回半島振興対策部会 議事要旨

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国土審議会第9回半島振興対策部会議事概要

1.日 時 平成27年12月15日(火) 13:30~15:00
2.場 所 国土交通省国土政策局会議室(中央合同庁舎第2号館11階)
3.出席者 安島部会長、原田委員、岡部特別委員、鈴木特別委員、田中特別委員、
     永澤特別委員、中嶋特別委員、中山特別委員、野口特別委員
国土交通省 本東国土政策局長、北本審議官、舘審議官、
           織田村地方振興課長、中島半島振興室長
4.議事
 本年3月の半島振興法の改正を踏まえ、各道府県が作成した半島振興計画の変更案について、
事務局より説明が行われた後、議論がなされた。
 議論の結果、半島振興計画の変更案について主務大臣が同意することについて異議はない旨、
国土審議会長宛に報告することとされた。
 主な議論の概要は以下のとおり。

○ 法改正により明確化された、半島地域における定住の促進が、計画にもしっかりと位置づけ
 られていることを評価したい。
○ 定住促進のためには、住む側の視点に立った細かなケア、担い手の育成、広域的な地域マネ
 ジメントが行える組織などが必要である。
○ 条件不利性の解消から、半島の強み、個性を活かした振興へと、方向性が徐々に変わってき
 ていることを評価する。
○ 単なる人口の増減よりも、半島地域に都市部とは異なる独自の価値観を見いだし、その価値
 を認めて暮らす人が増えることが重要ではないか。
○ 定住を進めるには、教育環境、特に魅力的な高校の存在が重要である。
○ 急増しているインバウンドを半島地域に呼び込むためのノウハウ、環境整備にも、今後注目
 していくべき。
○ 半島地域の付け根部分に当たる中核的な都市との連携にも着目していくべき。
○ 今後10年間の半島振興を進めるに当たり、計画を効果的にアピールするとともに、推進方
 策についても議論を深めてほしい。

(速報のため、事後修正の可能性があります。)

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