第９回奄美群島振興開発基金分科会：議事要旨

１．日時
　　平成２０年８月５日（火）１０：００～１２：１５

 

２．場所
　　中央合同庁舎２号館高層棟地下１階　国土交通省第２会議室（東京都千代田区）

 

３．出席者（五十音順、敬称略）
　　後 千代、來生 新（分科会長）、高田 博行、長沢　美智子、永田 邦和

 

４．議事
　（１）平成１９年度財務諸表について
　（２）平成２０年度長期借入金の借入計画について
　（３）平成２０年度長期借入金の償還計画について
　（４）業務方法書の一部改正について
　（５）平成１９年度業務実績について
　　　[1]　業務実績の報告
　　　[2]　業務実績の評価
　（６）役員退職手当の支給に係る業績勘案率について
　（７）その他

 

５．議事概要
　（１）平成１９年度財務諸表について
奄美群島振興開発基金から説明の後、委員から質問があったが意見はなく、平成１９年度財務諸表については、分科会として特に意見はなしとされた。

　（２）平成２０年度長期借入金の借入計画について
奄美群島振興開発基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、平成２０年度長期借入金の借入計画については、分科会として特に意見はなしとされた。

 

　（３）平成２０年度長期借入金の償還計画について
奄美群島振興開発基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、平成２０年度長期借入金の償還計画については、分科会として特に意見はなしとされた。

 

　（４）業務方法書の一部改正について
奄美群島振興開発基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、業務方法書の一部改正については、分科会として特に意見はなしとされた。

 

　（５）の[1]　平成１９年度業務実績の報告について
奄美群島振興開発基金から報告の後、委員から意見や質問があった。

 

　（５）の[2]　平成１９年度業務実績の評価について
事務局から説明の後、業務実績について評価を行った。

 

（主な質問・意見は以下のとおり）
・融資業務では、事業者再生支援などを強化した成果が現れているが、保証業務では現れにくいのは何故か。
→融資では直接借り手と相談できるが、保証では、金融機関が間に入っており、また、プロパー資金との調整、担保の輻輳などもあって時間がかかる。
・リスク管理債権については、計画を達成していない状況が続いており、地域経済の動向も含め、詳細に分析する必要がある。
・回収率の低い原因については、どのように分析しているのか。
→不動産担保については、都市部と異なり地価が下がっていること、法的措置、競売などを行った場合でも価格が下がっている。
・リスク管理債権の削減を図っており、努力は認められる。景気の動向など、外的要因も考慮する必要がある。

 

　（６）役員退職手当の支給に係る業績勘案率について
奄美群島振興開発基金から説明の後、案のとおり決定した。
 

　（７）その他について
奄美群島振興開発基金の根拠法である奄美群島振興開発特別措置法、独立行政法人整理合理化計画等に関し、事務局からこれまでの経緯や今後の取り組み等について説明した。