【令和3年9月22日】 令和3年都道府県地価調査を公表しました
ホーム
>
【令和3年9月22日】 令和3年都道府県地価調査を公表しました
【令和3年9月22日】 令和3年都道府県地価調査を公表しました
9月22日に、令和3年都道府県地価調査(7月1日時点の地価)を公表しました。
令和2年7月から1年間の地価の動きは、全国の平均地価が2年連続の下落となりましたが、下落率は縮小し、用途別では、住宅地は下落率が縮小し、商業地は下落率が拡大しました。
三大都市圏において、住宅地は東京圏、名古屋圏で下落から上昇に転じ、大阪圏は下落が継続しましたが下落率は縮小しました。商業地は東京圏で上昇が継続しましたが上昇率は縮小し、大阪圏は平成24年以来9年ぶりに下落に転じ、名古屋圏は下落から上昇に転じました。
地方圏において、平均地価は下落が継続していますが下落率が縮小し、用途別では、住宅地は下落率が縮小し、商業地は下落率が拡大しました。
<令和3年都道府県地価調査で特徴的な動きを示した地点の紹介>
○ 熊本西5-3(令和3年7月1日時点の地価は690,000円/㎡で、前年比5.8%の上昇)
熊本県熊本市の熊本駅近辺に置かれている地点です。熊本駅周辺では、令和3年4月の新駅ビルの開業や周辺の開発による将来的発展への期待感から、店舗・マンション需要が堅調であり、地価が上昇しています。
○ 中央5-3(令和3年7月1日時点の地価は19,000,000円/㎡で、前年比18.5%の下落)
大阪府大阪市のなんば駅近辺に置かれている地点です。コロナ禍において、インバウンドを中心とした観光客が激減し、国内需要も低迷したことにより、撤退テナントが増加するなど、物販及び飲食店舗の収益性が大きく低下したため、地価は下落しています。
令和3年都道府県地価調査の詳細はこちら
http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000044.html