【令和2年3月19日】 令和2年の地価が公示されました

【令和2年3月19日】 令和2年の地価が公示されました

 3月19日に、令和2年の地価(1月1日時点)が公示されました。
 全国平均では、全用途平均は5年連続、住宅地は3年連続、商業地は5年連続で上昇し、いずれも上昇基調を強めています。
 東京・大阪・名古屋の三大都市圏をみると、全用途平均・住宅地・商業地いずれも各圏域で上昇が継続しています。
 地方圏をみると、全用途平均・住宅地は2年連続、商業地は3年連続で上昇し、上昇基調を強めています。
 地方圏のうち、地方四市(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)では上昇基調を更に強めており、地方四市を除くその他の地域でも、全用途平均・商業地は平成4年以来28年ぶりに上昇、住宅地は平成8年から続いた下落から横ばいとなるなど、地価の回復傾向が全国的に広がっています。


<令和2年地価公示で特徴的な動きを示した地点の紹介>
〇港ー19(令和2年標準地地価:1,220,000円/㎡ 変動率:14.0%)

 港区港南に置かれている地点です。当地区では、高輪ゲートウェイ駅の暫定開業(令和2年3月)やリニア中央新幹線の開業(令和9年を予定)など、更なる利便性の向上が期待されることから、マンション用地に対する需要が強く、住宅地として東京圏1位の上昇率となりました。

 

 
〇伊勢5-3(令和2年標準地地価:300,000円/㎡ 変動率:6.0%)
〇伊勢5-2(令和2年標準地地価:142,000円/㎡ 変動率:3.6%)

 令和への改元に伴う伊勢神宮への参拝者の増加により、内宮周辺(おはらい町、おかげ横丁)及び外宮周辺では繁華性が高まり、飲食・物販店舗等の収益性が向上していることから、地価が上昇しています。
 


        ※令和2年地価公示の詳細はこちら
 
 

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