大臣会見

赤羽大臣会見要旨

2021年1月22日(金) 9:36 ~ 9:40
国土交通省会見室
赤羽一嘉 大臣

閣議・閣僚懇

 私からはありません。

質疑応答

(問)2点質問させていただきます。
1点目が、新型コロナウイルスのワクチンについてです。
ワクチンの輸送体制について、国土交通省の取組状況を教えてください。
(答)新型コロナウイルスのワクチンについては、先日の施政方針演説において、「自治体と連携して万全な接種体制を確保し、できる限り、2月下旬までには接種を開始できるよう準備いたします」と政府の方針が示され、さらに、18日、その着実な実現に向けて、河野太郎大臣が担当大臣として任命され、私自身にも物流事業者を所管する立場から、しっかり取り組むようにと指示があったところです。
ワクチンの接種体制の確保に当たっては、海外から国内の拠点に航空輸送等を行った上で、北海道から沖縄まで全国各地の予防接種会場にタイムリーに、かつ、効率的に輸送することが必要で、また、一部のワクチンでは、超低温状態を維持して輸送するなど、極めて前例を見ないような輸送体制を構築することが求められています。
国土交通省としては、厚生労働省や経済産業省など関係省庁と連携をとりながら、かつ、物流事業者等の関係事業者としっかりと連携して、車両・航空機等の輸送資材や、人員の確保といった物流面での対応を引き続き検討しながら、政府全体の輸送計画を策定し、着実に実施することは、大変重要なテーマだと認識しておりますので、全省を挙げてしっかり取り組んでいきたいと考えております。
(問)2点目は、先日発表のあったインバウンド、訪日客数についてです。
2020年の訪日客数が大幅に減少しました。
大臣の受け止めをお願いします。
(答)インバウンドについては、2019年は過去最高で3180万人を越えました。
2020年1月は幸先の良いスタートを切って、当初の計画では4000万人の目標を突破するべく、意気込み高く取り組んできたところですが、2月以降、新型コロナウイルスの影響により、こうした結果になったことは致し方ないですが、大変残念に思っているところです。
現時点では、緊急事態宣言が発令されていますので、国土交通省としてもコロナウイルス感染症拡大防止に全力を挙げてまいることに尽きるわけですが、我が国は内外の旅行客の皆さまを魅了するような自然・食・文化・芸術・歴史が揃っており、また、今回、公衆衛生のレベルも世界的に高く評価もされ、カントリーリスクも非常に低いということで、様々な好評価を受けているところです。
インバウンドについても、海外旅行が始まったらどこの国に行きたいかといえば、日本が最上位になっているという調査も多くあることも好材料だと思っております。
先日発表したかと思いますが、外国人旅行客の受入環境の整備やバリアフリー設備についての予算も計上しておりますので、この期間に、各観光地において活用していただき、来たるべき時に備えていただきたいと、我々もそのような思いで頑張っていきたいと思っております。
 
(問)冒頭の低温輸送に関してなのですけれども、具体的に、例えば、こういった業種、こういった形で物流業界との連携を図るというようなところを、もう少しだけ教えていただけますか。
(答)現時点で発表することは何もありませんが、ワクチンの件については、今日の16時から官邸のホームページで発信していくということですので、大変申し訳ありませんが、そちらに。
これから関係部局が発信しますので、出せる情報はしっかり公開していくようにしていきたいと思います。

ページの先頭に戻る