地球温暖化対策のためカーボンニュートラル（CN）の早期実現が全世界的な課題となっております。CNの実現に必要な再生可能エネルギーの供給源としては、洋上風力発電が高いポテンシャルを有すると考えられており、現に我が国を含めた多くの国で検討が進められ、特に北欧の北海海域等を含む欧州では既に多数の施設の設置、作業船の事業への投入が進められています。今後、アジア等の周辺海域においても、洋上風力発電の需要は拡大していくと考えられています。 一方、浮体式洋上風力発電については、欧州を中心に技術開発が商用化一歩手前まで進んでおり、新たな市場として拡大することが見込まれるところ、ニーズがどの国や地域にあり、浮体式に関する日本の強み・弱みについてはまだ十分に調査されておりません。。 そこで、ノルウェーを始めとした欧州における最新技術動向やビジネスモデル分析を行い、日本企業の強み・弱みを把握したうえで、アジア等の周辺海域における浮体式洋上風車の需要動向の調査を行いました。

• （R4調査結果）諸外国における浮体式洋上風力発電施設及び作業船に関するニーズ動向等の調査(PDF形式:4.0MB)