航空

大西飛行場における滑走路逸脱

平成13年4月26日公表

(1)概 要

 本年3月7日、大西飛行場(群馬県館林市)において、離陸滑走中の動力滑空機が滑走路を逸脱して草地上に停止した。搭乗者2名に負傷はなかったが、同機の右主脚等を損傷した。

(2)航空局の調査結果

 機体の滑走路逸脱については、離陸滑走中に横風を受けた機体が滑走路に平行のまま風下側に偏ったため、機長は離陸中止の操作を実施したが、偏りに対する機長の操作が十分でなかった可能性が考えられる。

(3)航空局の対応

 航空局は、関係団体を通じ、滑空機の愛好者に対し、今回の事例を周知させ、注意喚起を行った。(4月26日付)



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