(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの))

No.	発生日	運航者	航空機型式	便名	出発地	目的地	着陸地	概要	備考
1.	9月3日	（株）日本エアシステム	ダグラス式DC-9-87型	JAS079	出雲空港	新千歳空港	出雲空港	離陸後、ジャイロ式姿勢指示器の不具合を示す計器表示があったため引き返した。
2.	9月3日	日本航空（株）	ダグラス式DC-10-40型	JAL746	マニラ	新東京国際空港	マニラ	上昇中、第2エンジンの防氷装置の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。
3.	9月4日	エアーニッポン（株）	ボーイング式737-500型	ANK99	宮崎空港	那覇空港	鹿児島空港	上昇中、気象レーダーに不具合が発生したため目的地を変更した。
4.	9月6日	エアーニッポン（株）	ボーイング式737-500型	ANK153	福岡空港	対馬空港	福岡空港	離陸後、Electronic Flight Instrument System（航空機の姿勢及び位置情報をカラー表示するシステム）の表示に不具合が発生したため引き返した。
5.	9月10日	ニュージーランド航空	ボーイング式767-300型	ANZ98	関西国際空港	クライストチャーチ	関西国際空港	飛行中、上記場所付近において気象レーダーに不具合が発生したため引き返した。
6.	9月15日	フェデラルエクスプレス	ダグラス式MD-11型	FDX12	香港	アンカレッジ ﾞ	関西国際空港	飛行中、操縦室内のオーバーヘッドパネルから煙が発生(瞬時)したため航空管制上の優先権を要請した。
7.	9月16日	（株）日本エアシステム	ダグラス式DC-9-87型	JAS343	東京国際空港	北九州空港	福岡空港	飛行中、左翼内側のスポイラーが展開しなかったため、目的地を変更した。
8.	9月18日	日本航空（株）	ボーイング式767-300型	JAL833	大阪国際空港	福島空港	東京国際空港	上昇中、第１エンジンの回転が一時的に不安定になったため目的地を変更した。
9.	9月20日	全日本空輸（株）	エアバス・インダストリー式A321-131型	ANA351	名古屋空港	鹿児島空港	鹿児島空港	飛行中、第２エンジンの排気ガス温度の上昇を示す計器表示があったため同エンジンを停止の上航空管制上の優先権を要請した。
10.	9月13日	日本エアコミューター（株）	日本航空機製造式YS-11A型	JAC095	鹿児島空港	沖永良部空港	沖永良部空港	空港に着陸したが、滑走路を越えた過走帯で停止した。
11.	9月20日	（株）日本エアシステム	エアバス・インダストリー式A300B2K-3C型	JAS716	那覇空港	大阪国際空港	那覇空港	離陸後、左主脚格納ドアのロックが不完全であることを示す計器表示があったので引き返した。
12.	9月21日	エアーニッポン（株）	ボーイング式737-500型	ANK764	鹿児島空港	福岡空港	鹿児島空港	上昇中、第2エンジンの排気ガス温度を示す計器表示が不安定になったため引き返した。
13.	9月26日	エアーニッポン（株）	ボーイング式737-500型	ANK652	石垣空港	名古屋空港	那覇空港	飛行中、被雷し、第１エンジンの防氷装置の不具合を示す計器表示があったため、目的地を変更した。
14.	9月30日	アシアナ航空	ボーイング式737-400型	AAR172	ソウル	那覇空港	那覇空港	飛行中、客室与圧の不具合を示す計器表示があったため航空管制上の優先権を要請した。
15.	9月29日	琉球エアーコミューター（株）	デ・ハビランド式DHC-8-103型	RAC861	那覇空港	南大東空港	那覇空港	離陸後、第１エンジンの発電機の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。