○各地方運輸局等が、8月6日(木)・7日(金)に、計54の宿泊施設に出向き、Go To トラベル事業参加の条件となっている感染拡大防止策の実施状況を調査するとともに、実施が不十分な点について個別に指導、相談を行いました。
2.調査結果の概要
○旅行者への検温の実施や浴場・飲食施設等の三密対策については大半の施設において確実に実施されていましたが、54施設のうち何らかの指導を行った施設は12施設です。
主な指導内容は以下のとおりです。
○また、工夫がなされている例として、以下のようなものがありました。
【フロント】
・入館後、部屋に直行し、部屋にてチェックインができる特別客室を設定している。
【レストラン】
・食事会場で客がマスクを外した際、マスクを包むための紙を用意し、従業員の感染防止を図っている。
・メニューを置かず、ご自身のスマホでQRコードを読み込んでいただきメニューを表示していただくようにしている。
【館内設備】
・大浴場の入浴人数を各部屋のテレビでリアルタイムに把握できるようにし、混雑状況を確認した上で入浴いただくことしている。
【発熱者対応】
・発熱者があった場合、保健所と連携をとりながら、他の客室と別の階の部屋へ案内することとしている。また、スタッフが部屋に入室する際には、防護服とマスクを着用するとともに、食事も弁当で対応することとしている。
→実施が不十分であった点について再度徹底を図るとともに、工夫がなされている例について周知を図ってまいります。
3.今後の予定
○第2弾として8月中に中小規模の宿泊施設を中心に実施予定。その後も、必要に応じて実施していきます。