東日本大震災の発生から4カ月を迎える7月11日、外務省・観光庁は、“観光立国日本の顔”である「観光立国ナビゲーター」としてご活躍頂いている「嵐」の皆さんの全面的なご協力の下、メッセージ・フィルム「Message from Japan」を制作、本日、外務省飯倉公館で松本外務大臣、溝畑観光庁長官から記者発表を行いました。
このメッセージ・フィルムは、大幅な落ち込みの続く訪日旅行の本格的な回復の実現に向け、震災の直後からこれまでに多くの国や地域から頂いた物心両面にわたるご支援に対する日本人の深い感謝の気持ちを改めてお伝えしつつ、元気を取り戻しつつある国内各地で多くの人々が海外からのお客様を心からお待ちしているというメッセージを伝えることを目的として制作したものです。
現在の訪日旅行の落ち込みは、東日本大震災及びこれに伴って発生した原子力発電所の事故の影響で訪日旅行の安全・安心に対する信頼が揺らいでいることが最大の原因となっていますが、災害の影響を受けなかった多くの観光地では、震災前と全く同じように海外からの旅行者をお迎えできる準備が整っています。このため、日本全体で被災地の復興に向けた取り組みを支えていく観点からも、正確でわかりやすい情報発信を通じて安全・安心に対する信頼を取り戻した上で、積極的なPR活動により訪日観光を本格的に回復させていくことが喫緊の課題となっています。
今回の取り組みもこの一環として実施するもので、メッセージ・フィルム「Message from Japan」は、「嵐」の皆さんが日本の観光地を実際に訪問し、各地の皆さんと共に訪日観光の多様な魅力を紹介することを通じて、「日本のひとりひとりがあなたをお待ちしています」というメッセージを伝える内容となっています。
外務省・観光庁では、本日のアメリカ ニューヨーク タイムズスクエアの大型ビジョンでの放映を皮切りに、世界各国の在外公館や屋外ビジョン、各国・地域の国際空港や航空会社のご協力のもと構内・機内のモニター等、全世界133カ国・地域以上でこのフィルムを公開し、世界各地の人々に日本からの感謝と歓迎のメッセージを伝えていくこととしています。
メッセージ・フィルムの放映および概要につきましては、以下の通りです。
■メッセージ・フィルム「Message from Japan」放映概要
・放映開始:2011年7月11日(月) 午前10:30~(日本時間)
・映像タイプ:[1]4分 [2]90秒 [3]60秒 3パターン
・言語タイプ:英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語
<今後の上映予定>
・世界各国の在外公館(大使館、総領事館)で7月中旬以降順次上映予定
・世界各国・地域の空港構内モニター、ビジョンで8月以降順次上映予定
・日本乗り入れの航空会社の国際線機内モニターにて、8月以降順次上映予定
・日本政府観光局(JNTO)Visit Japanホームページ上で8月以降順次公開予定
■メッセージ・フィルム「Message from Japan」について
<観光立国ナビゲーターとは>