本提言内容及び「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成28 年3月30日明日の日本を支える観光ビジョン構想会議決定)に掲げられた目標である2020年の訪日外国人旅行者数4,000万人、訪日外国人旅行消費額8兆円等の実現に向けて、訪日外国人旅行者の旅行満足度の向上や地方部における交流人口の拡大、訪日外国人旅行消費額の増加を目的に、地域固有の観光資源を磨き上げ、新たな観光コンテンツを開拓・育成する「最先端観光コンテンツ インキュベーター事業」を、平成30年度から実施しております。
令和元年度は、更なる消費機会の拡大に向け、本提言で取り組むべきとされた事項を参考に、対象とする領域及び分野を設定し、下表に示す32の展開事業を実施しました。新たな観光コンテンツを広く全国に展開するため、展開事業における取組や各事業を通じて得られた示唆等を報告書及びナレッジ集に取りまとめましたので、多くの方々にご活用いただきたく存じます。
表 令和元年度に実施した展開事業
<領域1> 日本に足りない着地型コンテンツの充実・横展開を図る事業 |
分野 | 件数 |
地域固有の自然を活用した体験型観光サービスの提供と充実 | 2 | |
ビーチエリアの活用・消費促進 | 2 | |
お祭りの訪日外国人向け観光コンテンツとしての活用 | 2 | |
癒し(Relaxation)をテーマとした観光コンテンツの造成 | 2 | |
ナイトタイムエコノミーの推進 | 13 | |
最先端ICTを活用した地方誘客/観光体験の高付加価値化 | 2 | |
<領域2> 滞在型の旅行形態に個別のコンテンツを掛け合わせることによる滞在の高付加価値化を図る事業 |
6 | |
<領域3> 領域1、2に依らない事業 |
3 |
展開事業の報告書及びナレッジ集は、観光庁のウェブサイトに掲載をしております。
【URL】http://www.mlit.go.jp/kankocho/page05_000119.html